2012年12月12日水曜日

EmacsのOrg-modeで、思考を加速させてみよう(4)




箇条書きで、アウトラインを作ってみよう





前回は、見出しを作成してみました。
今回は、箇条書きに挑戦してみたいと思います。




- 箇条書き
- 箇条書き





このように、「-」を駆使して箇条書きの作成ができます。

上下移動をするときには「Alt+↑」or「Alt+↓」。
あと、レベルを変えたいときには、「Alt+→」or「Alt+←」。

この箇条書きは、見出しを超えての移動はできません。
見出しの中で箇条書きは、使っていきましょう。






HTML出力をしてブラウザで確認してみよう





Emacsで文章を書いていて、気分を変えて確認したいときがあると思います。
そんなときは、HTMLに変換をして確認してみるのがオススメです。

「Ctrl+c Ctrl+e b」を押してみてください。
するとブラウザが起動して、原稿をブラウザで見ることができます。

Emacsからブラウザにアプリを切り替えることで、違う視点で文章を見つめることができます。
とっても便利なんですよ。






Ascii出力をして、メールで送ってみよう





EmacsのOrg-modeを使用して文章を書くようになったら、その後の活用も便利です。
打ち合わせに参加をして、議事録を見出しと箇条書きを駆使して取ります。

そして、作成した範囲を選択した状態にしください。
復習ですが、Emacsで範囲を選択するためには、「Ctrl+@」でMark Setを行います。
そして、矢印キーで範囲を広げてください。

そして、範囲を指定した状態で、「Ctrl+c Ctrl+e Shift+A」を押してください。
これで、指定した範囲がテキストデータとしてクリップボードに保存されます。

あとは、メールソフトに貼り付けて送信するだけです。

ほんとうはMewを使えば、そのままEmacsからメールできるらしいです。
しかしながら、さすがにそこまでの対応はできません。

また、この見出しと箇条書きをベースにして、オリジナルのレポート作成も簡単です。
Org-modeに出会って、私の知的生産活動の効率がおはあに向上したように感じています。

これで、EmacsのOrg-modeで思考を加速させてみようの記事はお終いです。