Emacsで文章内をカーソル移動してみよう
ファイルを開いたら、まずはファイル内を自由に移動しましょう。
基本的にカーソル移動は、矢印キーを使います。
「home」「End」 「PageUp」 「PageDown」を使うとダイナミックな移動ができきますよ。
このキーはキーボードによって場所が違うみたいなので、探して見てください。
Emacs特有のカーソル移動の方法もありますので、紹介しておきます。
Ctrl+p カーソルを上に移動
Ctrl+n カーソルを下に移動
Ctrl+b カーソルを左に移動
Ctrl+f カーソルを右に移動
Ctrl+a カーソルを行の先頭に移動
Ctrl+e カーソルを行の末尾に移動
私は、ほとんどを矢印キーで操作してしまいますが……
文書の最初と最後に移動する方法は便利なので紹介しておきます。
Alt+<: 文章の先頭に移動
Alt+>: 文章の末尾に移動
正確に書けば、「Alt+Shift+,」と「Alt+Shift+.」になります。
Emacsでコピペできるようになろう
コピペは、領域を選択するところからはじめます。
「Ctrl+@」を押してください。
これで、領域選択開始状態になります。
カーソル移動を駆使して、コピーやカットをしたいところまで移動します。
これで、コピーやカットするための準備が整います。
次に、コピーを覚えていきましょう。
「Alt+W」でコピーが完了します。
そして、カットを覚えていきましょう。
「Ctrl+W」でカットが完了します。
領域を選択した状態で、「Backspace」や「Delete」で領域削除ができません。
選択した範囲を消したい場合も、この「Ctrl+W」を使うことになります。
カットで便利だなぁと感じているのが、一行カットです。
行の先頭にカーソルを持ってきて、「Ctrl+k」で一行まるごとカットできます。
全部を選択する方法を紹介しておきます。
最初、やり方が分からなくて、困りました。
「Ctrl+x h」で全部選択することができます。
他のソフトで全部を選択してコピーする場合は、「Ctrl+A Ctrl+C」を押します。
Emacsの場合は、同じことをやりたいと思ったら「Ctrl+x h Ctrl+W」になります。
最後に、ペーストを覚えましょう。
ペーストは「Ctrl+y」で行います。