自分に最適なテキストエディタを探してみよう
Ubuntuでテキストエディタは、何を使えば良いのか?
テキストエディタの好みは、人それぞれです。
これが、良いと押しつけることはできません。
オープンソースには、様々なテキストエディタが、存在しています。
ぱっと思いつくエディタをあげていきますね。
「gedit」
「kate」
「leafpad」
「Emacs」
「Vi」
などなど
このように、多様な選択肢があるのが、オープンソースの良いところです。
しかし、結局、どれが一番良いのか?
それを決めようとしたときに、選択肢が多くて困ってしまいます。
テキストエディタは、自分に好きなものを選んで使うのが、良いと思います。
ただし、すべて使って、一番良いものを選び出すのは、時間がかかります。
もしも、One More Dureでは、「Emacs」をお勧めしたいと思います。
なぜ、Emacsがお勧めするのかを、説明してみます。
テキストエディタでEmacsを選択してみませんか?
テキストエディタで作成できるのは「テキストデータ」です。
このテキストデータこそが、長期に渡って管理できるフォーマットだと思っています。
Emacsはテキストエディタの一種ですが、歴史と伝統があるテキストエディタです。
そして、使用する上で少しだけ「くせ」があります。
なぜ、あえてEmacsをオススメするのか?
理由は、3つあります。
1:オープンソースなので、LinuxでもWindowsでもMacでも使える
これは、オープンソースならではの強みだと思います。
Windowsで秀丸がよいと思っても、Macでmiがよいと思っても、OSが違えば利用できなくなります。
でも、EmacsならOSが違っても、自分の設定で使うことができます。
2:できたらいいなと思うことが、たいていできる
これも、やっぱりオープンソースの強みだと思います。
使ってみて、不満に思うことは、基本的に解決されています。
もしくは、解決方法が、ある場合が多いです。
多くの人が使っていて、不満に思うポイントは似ているんですね。
3:Org-modeが秀逸すぎる
文章を構成するときに、Org-modeを利用すると、便利です。
アウトラインエディタのように編集でいます。
それでいて、テキストエディタの軽快さもあります。
PCでキーボードを使って文章を入力するなら、これなしではできません。
詳しいリファレンスは、他のサイトに譲ります。
Emacsを日常的に使う際に、必要最低限の項目をまとめてみます。
Emacsの起動と終了してみよう
最初は、「Emacs」の起動と終了を説明します。
起動は、Superキー(Windowsキー)を押して、「emacs」と押してください。
すると、Emacsが起動します。
終了するときには、「Ctrl+x Ctrl+c」で終了になります。
これで、Emacsの終了ができます。
作業を、キーボードのみで完結できるようにしているところがポイントです。
Emacsを終了する際に、保存してないと確認を求めてきます。
保存して終了するときには、「Ctrl+x Ctrl+s Ctrl+x Ctrl+c」で終了です。
今度、説明しますが、自動保存する設定がオススメです。
Emacsでファイルを開いてみよう
Emacsでファイルを開く方法を説明します。
ファイルを開くために「Ctrl+x Ctrl+f」を押します。
すると、下でファイル名を指定して、開くことができます。
ファイルがない場合は、ファイルを作って開くことになります。
この弱点は、CUIでディレクトリ構成を覚えていないといけないことです。
そこで、Emacsには、Dired modeというのがあります。
「Ctrl+x Ctrl+f」を押した後に、何も入力せずにファイルの一覧が出てきます。
カーソルを、開きたいファイルに合わせてEnterを押せば、開くことができます。
このDired-modeを最初から開きたい場合は、「Ctrl+x d」を押します。
でも、よく使うファイルは決まっていると思います。
今度、説明しますが、履歴から開く方法もオススメです。