思考を加速させる環境を整えてみよう
Emacsを使って作業を行っていると、作業に集中できる気がします。
結果として短時間で作業自体が終わるような気がします。
まぁ、実際にはそんなことはないんですけどね。
文章を書くことに慣れてなくて、なかなか難しいです。
思考を加速させるためにEmacsの環境を整えます。
そのために、Emacsの初期読み込みファイルであるinit.elを編集します。
作業環境を構築するためには、頑張って設定をしていきましょう。
複製コピーの設定をしてみよう
Emacsの基本操作で勉強しましたが、「Ctrl+y」で「貼り付け」ができます。
しかし、貼り付けに関しては、バリエーションが少ないと感じました。
「Alt+y」で「行の複製」ができるようにしたいと思います。
基本操作で実現するために、「Ctrl+k」で「行の切り取り」を行います。
そして、「Ctrl+y」を2回押すと、切り取りした行が2行表示されます。
この三回の操作を「Alt+y」の一回の操作で実現できるのです。
まず、「Superキー」を押して「nautilus」とキー入力しましょう。
これで、ファイラが起動します。
最初は、ホームフォルダが開いています。
ここで、「.emacs.d」フォルダを開きたいです。
しかしながら、非表示フォルダなので、表示させる必要があります。
「Ctrl+h」を押すと、非表示フォルダが表示されます。
ここで、目的の「.emacs.d」フォルダを見つけて開きます。
その中に「init.el」ファイルが入っていると思います。
なければ、右クリックからの「新しいドキュメント作成」で作ってください。
この「init.el」を開いて、次のソースを書き込んでください。
;==================================== ; 1行コピー M-y ;==================================== (defun duplicate-line (&optional numlines) "One line is duplicated wherever there is a cursor." (interactive "p") (let* ((col (current-column)) (bol (progn (beginning-of-line) (point))) (eol (progn (end-of-line) (point))) (line (buffer-substring bol eol))) (while (> numlines 0) (insert "\n" line) (setq numlines (- numlines 1))) (move-to-column col))) (define-key esc-map "y" 'duplicate-line)
これを記入した後に、「init.el」を有効にする必要があります。
普通は、Emacsを再起動して、この「init.el」を更新する必要があります。
「Alt+x」を押して、下の方に以下を入力します。
「load-file」を押して「Enterキー」を押します。
そして、「 ~/.emacs.d/init.el」と入力します。
そうすると、再起動しなくても、この変更内容を反映させることができます。
カーソルを複製したい行の前に移動して「Alt+y」を押します。
たしかに、「行の複製」ができていると思います。
自動保存用の設定をしてみよう
もっと、作業効率を向上するために自動保存を行いましょう。
作業に集中するためには、保存の呪縛から逃れることが効果的です。
PCで作業をを行っている際に、よくあるのが保存ミスによる作業のやり直しです。
これで、0.5秒以上キー操作がないときに保存されるようになります。
本当に便利な設定だと思いますので、ぜひトライしてみてくだいね。
まず、「Superキー」を押して「nautilus」とキー入力しましょう。
これで、ファイラが起動します。
最初は、ホームフォルダが開いています。
ここで、「.emacs.d」フォルダを開きたいです。
しかしながら、非表示フォルダなので、表示させる必要があります。
「Ctrl+h」を押すと、非表示フォルダが表示されます。
ここで、目的の「.emacs.d」フォルダを見つけて開きます。
その中に「init.el」ファイルが入っていると思います。
なければ、右クリックからの「新しいドキュメント作成」で作ってください。
この「init.el」を開いて、次のソースを書き込んでください。
;==================================== ; 自動保存 ;==================================== (add-to-list 'load-path "~/Dropbox/elisps") (require 'auto-save-buffers) (run-with-idle-timer 0.5 t 'auto-save-buffers)
1行目では、フォルダにパスを通しています。
このパスの保存先を、「Doropbox」内の「elisps」フォルダにしています。
こうしておくと、他のPCでもこの設定を使う際に、簡単に設定できます。
そして、そのフォルダの中に、以下のURLのファイルを保存しましょう。
http://0xcc.net/misc/auto-save/auto-save-buffers.el
この自動保存の詳細は、以下のURLに紹介されています。
http://0xcc.net/misc/auto-save/
今日のブログはここでおしまい。